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若い世代の総入れ歯について知っておきたいこと 【30代・40代・50代の方へ】

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若い世代の総入れ歯について知っておきたいこと 【30代・40代・50代の方へ】

「若いのに総入れ歯なんて…」

そんな不安を抱えている方は、決して少なくありません。総入れ歯というと高齢の方のイメージが強いかもしれませんが、実は30代の若い世代でも総入れ歯が必要になるケースがあります。

この記事では、総入れ歯になる原因から、治療方法、費用、生活のポイントまで丁寧に解説していきます。

若い世代でも総入れ歯になる人はどれくらいいる?

厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、45〜49歳で総入れ歯を使用している方の割合は約0.7%と報告されています。また、30代から50代で部分入れ歯や総入れ歯を使用している方の人口は、およそ60万人とも言われています。このように、若い世代でも入れ歯治療を受けている方は決して珍しくありません。あなただけではないのです。「恥ずかしい」「自分だけかもしれない」という不安を抱える必要は全くありません。

総入れ歯が必要になる主な原因

重度の虫歯による歯の喪失

若い方で歯を失う最も多い原因の一つが、虫歯の進行です。

虫歯は早期に治療すれば歯を残せるケースがほとんどですが、痛みを感じにくいと放置してしまうことがあります。虫歯が神経にまで達すると、抜歯が必要になる可能性が高くなります。特に永久歯の虫歯は、神経に達するまで痛みが出にくく、気づいたときには保存が難しい状態になっていることも少なくありません。仕事が多忙で歯科医院に通えなかった、治療を先延ばしにしていた、といった理由で虫歯が重症化し、結果として多くの歯を失ってしまうケースがあります。

歯周病の進行

日本人が歯を失う最大の原因は歯周病です。

通常、歯周病は50代前後から悪化し抜歯に至るケースが多いのですが、若い方でも進行が早い歯周病に罹患することがあります。40代以上で約8割が歯周病にかかっていると言われており、歯周病は「若年性歯周病」と呼ばれる侵襲性の高いタイプもあります。歯磨きなどの手入れが不十分で口腔内の衛生状態が悪いと、歯周病菌が増殖し、歯を支える骨が溶けてしまいます。

事故や外傷による歯の損傷

交通事故、転倒、スポーツによる負傷など、外傷によって一度に多くの歯を失ってしまうこともあります。

激しい運動や部活動などで事故が起こる傾向にあります。歯の根っこまで破損している場合は、やむなく抜歯となり、総入れ歯が必要になる可能性があります。

歯科恐怖症や治療の先延ばし

歯科医院に行くのが怖い、痛い治療を避けたいという理由で、歯科治療を先延ばしにしてしまう方もいます。その間に虫歯や歯周病が進行し、結果として複数の歯を失うことになってしまうのです。

総入れ歯の種類と費用について

総入れ歯には、大きく分けて保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯があります。

それぞれの特徴と費用を見ていきましょう。

保険診療の総入れ歯

保険診療の総入れ歯は、プラスチック(レジン)製の義歯床に人工歯を並べたものです。

項目 内容
費用 片顎(上または下)約3,000円~15,000円
上下合わせて約2万円前後(3割負担の場合)
治療期間 2週間~1ヵ月程度

【メリット】

  • 費用が安く、経済的な負担が少ない
  • 外科手術が不要
  • 治療期間が短い
  • 6ヵ月ごとに再製作が可能
  • 修理がしやすい

【デメリット】

  • 厚みがあり、違和感を感じやすい
  • 熱が伝わりにくく、食事の温度を感じにくい
  • 割れやすい
  • 変色しやすく、1~2年程度で作り替えが必要
  • 吸着力が弱い場合がある

保険の入れ歯で十分という方もいらっしゃいますが、より快適さや審美性を求める場合は、自費診療の入れ歯を検討する価値があります。

自費診療の総入れ歯

自費診療の入れ歯は、使用できる材料や技術の選択肢が広く、患者様一人ひとりのニーズに合わせた義歯を作ることができます。

種類 費用(片顎) 主な特徴
金属床義歯(チタン床・コバルトクロム床) 約38万円~ 薄く違和感が少ない
熱伝導率が高い
耐久性が高い
シリコーン義歯(コンフォート) 約40万円~60万円 クッション素材で痛み軽減
吸着力が高い
テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯) 約80万円~150万円 非常に安定した装着感
審美性が高い
外科手術不要
ノンクラスプデンチャー 約15万円~50万円 金属金具が見えない
審美性が高い

【メリット】

  • 精密な型取りと調整により、フィット感が良い
  • 違和感が少なく、自然な装着感
  • 審美性が高く、見た目が美しい
  • 耐久性があり、数十年使用できるものもある
  • 食事の味や温度を感じやすい

【デメリット】

  • 費用が高額
  • 治療期間が長い(3ヵ月程度)
  • 修理が難しい場合がある

総入れ歯以外の治療選択肢

若い世代の方で総入れ歯に抵抗がある場合、インプラント治療という選択肢もあります。

インプラント治療

インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に被せ物をする治療法です。

治療法 特徴・費用
総インプラント 片顎8本程度のインプラントで12本の人工歯を支える
非常に高額(片顎200万円以上)
オールオン4・6 4~6本のインプラントで全ての歯を支える
費用:約200万円~400万円
インプラントオーバーデンチャー 2~6本のインプラントで入れ歯を固定
費用:約50万円~150万円

患者様の希望、予算、健康状態、将来を見据えて、歯科医師とよく相談して決めることが大切です。

関連記事:インプラントと入れ歯はどちらがいい?

関連記事:オールオン4について

若いのに総入れ歯で恥ずかしい?前向きに考えるポイント

若いのに総入れ歯で恥ずかしい?前向きに考えるポイント

周囲に気づかれにくい

現代の入れ歯技術は非常に進歩しており、適切に作られた入れ歯であれば、周囲の人に気づかれることはほとんどありません。特に自費診療の精密な入れ歯は、審美性が高く、自然な見た目を実現できます。

健康的な生活を取り戻せる

歯がボロボロの状態の治療前と比べ、総入れ歯によって適切に治療した後は、メリットがたくさんあります。食事が楽しめるようになり、発音が改善されます。予算がないという方でも、保険診療であれば比較的安価に治療を受けることができます。

口元が若々しくなる

総入れ歯は、内側から自然なボリュームを出すことができるため、口元を自由に作ることができます。

女性は美しく、男性はたくましい雰囲気を出すことも可能です。歯を失って顎の骨が痩せてしまった方でも、総入れ歯によって若々しい表情を取り戻せます。

治療を受けることは前向きな選択

治療を受けることは、自分の健康と生活の質を向上させるポジティブな方法です。

総入れ歯の選択をせざるを得なくなりショックを受けた方、入れ歯に悩んでいる方の手記やブログ等には、治療後前向きに生活している方が多いことがわかります。

総入れ歯のケアと注意点

毎日のお手入れ

  • 食後は入れ歯を外して、専用のブラシで洗浄する
  • 入れ歯洗浄剤を使用して清潔に保つ
  • 就寝時は外す。乾燥を防ぐため水や洗浄液に浸けておく
  • 残っている歯や歯茎もしっかりケアする

定期的なメンテナンス

顎の骨は時間とともに変化するため、入れ歯が合わなくなることがあります。

歯科医院で定期的に調整を受けることが大切です。

関連記事:入れ歯が外れるときに確認したいことや歯医者で行う調整・修理とは?

食事の注意点

  • 最初は柔らかいものから始める
  • 硬いものや粘着性のあるものは注意する
  • 両側で均等に噛むようにする

よくある質問

40代で総入れ歯の人はいますか?

はい、40代で総入れ歯の方は実際にいらっしゃいます。虫歯、歯周病、事故などの理由で歯を失い、総入れ歯が必要になるケースは珍しくありません。

総入れ歯の費用はどれくらい?

保険診療であれば1~1.5万円前後、自費診療であれば、片顎15万円程度~が相場です。

入れ歯の料金表は歯科医院によって異なるため、複数の医院で相談することをおすすめします。

歯科医院選びのポイント

治療を受ける際は、以下のポイントを参考に歯科医院を選びましょう。

  • 実績と専門性:総入れ歯治療の実績が豊富で、若い患者様の治療経験があるか
  • 丁寧なカウンセリング:患者様の悩みや希望をしっかり聞いてくれるか
  • プライバシーへの配慮:個室の診療室があるなど、他の患者様に治療内容を聞かれない環境か
  • 複数の治療選択肢の提示:保険診療、自費診療、インプラント治療など、複数の選択肢を持っているか

まとめ

若い世代の総入れ歯、部分入れ歯は、決して恥ずかしいことではありません。適切な治療を受けることで、健康的で前向きな生活を取り戻すことができます。いずれの年代でも、今の歯科医療技術であれば、見た目も機能も満足できる治療が可能です。

人生100年といわれるこの時代、まずは信頼できる歯科医院に相談し、あなたに最適な治療方法を見つけることから始めましょう。当院では、患者様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適な治療方法をご提案いたします。

ご不安やご質問がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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