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入れ歯が外れるときに確認したいことや歯医者で行う調整・修理とは?

入れ歯が外れやすくて困った経験はありませんか。食事中にずれたり、人と話しているときに外れそうになったりすると、気になって落ち着かないものです。こちらでは、入れ歯が外れたときに確認したいこと、歯医者での調整や修理、調整しても外れる場合に考えたい対処法などについてご紹介します。
入れ歯が外れたときにまず確認したいこと
入れ歯が突然外れてしまうと、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。入れ歯が外れる理由は一つではありません。まずはご自身で確認できるポイントを押さえておくことが、今後のトラブル予防にもつながります。
【関連記事】入れ歯が外れるのはなぜ?考えられる原因や対処法について
入れ歯に破損や変形がないか確認する
入れ歯は精密に作られていますが、落としたり、硬いものを噛んだりすることで、破損や変形が生じることがあります。わずかなヒビや欠けでも、違和感や不安定さを引き起こす原因になります。外れやすくなったと感じたら、まず入れ歯に異常がないかを落ち着いて見てみましょう。
お口の状態に変化がないか確認する
入れ歯は、歯茎や顎の骨の形に合わせて作られています。しかし、時間の経過とともに、歯茎が痩せたり、顎の骨が吸収されたりして、お口の形が変化することがあります。歯茎の痩せや骨の吸収といった変化は、長く入れ歯を使っていれば誰にでも起こりうるものです。痛みや隙間が気になるときは、早めの受診が安心です。
装着方法が正しいかを見直す
無理に押し込んだり、急いで装着したりしていませんか。落ち着いて、正しい位置に収まっているかを毎回意識することで、安定性も変わってきます。
清掃状態を見直す
入れ歯と歯茎の間に汚れがたまっていると、吸着力が落ちてズレやすくなります。いつも通りに見えても、丁寧な洗浄を心がけるだけで違いが出る場合があります。
無理な調整は避け、歯医者へ
入れ歯は繊細に作られているため、ご自身で削ったり加熱したりすると、かえって状態が悪化しかねません。違和感があるときは無理をせず、歯医者に相談しましょう。
入れ歯が外れたときは焦らずに、まずは確認できるポイントを押さえることが大切です。原因を見極めることで、適切な対処法が見つかります。
入れ歯が外れる…歯医者を受診する目安と伝え方のコツ
「少し浮くだけで受診してもいいのかな?」と迷われるかもしれませんが、入れ歯が外れることは、お口からのサインです。早めに歯医者へ相談することで、トラブルを防ぎやすくなります。
特に、以下のような変化を感じたら受診のタイミングです。
- 食事や会話中に、入れ歯がポロッと外れることがある
- 特定の場所に当たって痛い、または歯茎が赤くなっている
- 入れ歯安定剤を毎日使わないと不安に感じる
受診の際は「いつ」「どんなものを食べているときに」外れやすいかをお伝えください。「漬物を噛んだときに右側が浮く」「お喋りしていると下の入れ歯がズレる」など、具体的な場面を伝えることで、より的確な調整が可能です。
ちょっとした違和感でも、まずは気軽に歯医者へご相談ください。
歯医者で行う調整・修理の流れとポイント
入れ歯が外れやすくなる原因は、「噛み合わせのズレ」や「歯茎の痩せ」など、自分では気づきにくいものも多く含まれます。こうした微妙な変化は、専門的な視点で正確に見つけることが重要です。歯医者では、お口全体の状態を丁寧に診査し、一人ひとりに合わせた調整や修理を行います。
調整・修理の一般的な流れ
歯医者での調整や修理は、次のような流れで進むのが一般的です。
カウンセリングと診査
まずは「いつから外れやすくなったのか」「どんな場面で外れるか」などを詳しく伺い、お口の状態を確認します。残っている歯、歯茎、顎の形、現在の入れ歯の状態などもチェックします。
入れ歯のチェックと調整内容の説明
診査の結果をもとに、入れ歯が外れる原因や、どのような調整が必要かを丁寧に説明します。納得したうえで、処置に進みます。
調整・修理
不具合の原因に応じて、裏打ち(リベース)や床の研磨、クラスプの調整、人工歯の補修などが行われます。
調整後のアドバイスと今後のケア
入れ歯に慣れるためのポイントや、日々のお手入れ方法の説明があります。歯茎や顎の状態は少しずつ変わっていくため、定期的に入れ歯の状態をチェックすることも大切です。
日常でできる入れ歯の安定対策
歯医者での調整に加えて、ご自宅での使い方やケアを見直すことも重要です。汚れがついていると吸着力が落ちるため、専用のブラシや洗浄剤を使って丁寧に清掃しましょう。使用していないときは水か保存液に入れておくことで、変形や劣化を防げます。
歯茎の変化や痛みが出てきたら、無理せず歯医者へ相談することもポイントです。ご自身に合ったケアと調整で、毎日を快適に過ごしましょう。
【歯医者】入れ歯が外れる前に!定期チェックのポイント
「入れ歯が外れる」という不安を抱える前に、定期的なチェックが大切です。歯医者では、まず入れ歯と歯茎の間のフィット感を確認します。歯茎が痩せたり、骨の形が変わったりすると、入れ歯が浮きやすくなり、外れる原因となります。部分入れ歯の場合は、クラスプ(留め具)の緩みや摩耗、残っている歯に過度な負担がかかっていないかをチェックします。
さらに、入れ歯本体に微細なひび割れや欠けがないか、人工歯の摩耗具合なども診査します。小さな異常のサインも早期に発見し、必要に応じて微調整・修理を行うことで、入れ歯の安定性を保ち、突然外れるといったトラブルを防ぐことができます。
どうしても外れてしまう…そんなときはインプラントを!
「何度も調整しているのに、どうしても外れてしまう…」そんなお悩みを抱えている方も少なくありません。入れ歯の構造やお口の状態によっては、入れ歯そのものに限界があることもあります。そうした場合は、別の方法を検討することも一つです。
今の入れ歯では安定が難しいケースも
入れ歯は、歯茎や顎の骨の形に合わせて作られていますが、年齢とともに土台が少しずつ変化していきます。例えば、長年使っているうちに歯茎が痩せたり、顎の骨の高さが低くなってしまうと、入れ歯を支えられず、不安定になることがあります。部分入れ歯の場合、残っている歯にバネをかけることで固定しますが、その歯に負担がかかりすぎるとやがて弱り、さらに入れ歯が合わなくなるという悪循環につながることもあるのです。調整を重ねてもフィット感が得られないときは、今の入れ歯の限界を見直すタイミングかもしれません。
外れにくく、しっかり噛めるインプラントという選択
「もっとしっかり噛みたい」「人前で外れるのが不安」といった悩みが続く場合、インプラント治療が選択肢に挙がります。インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療です。しっかりと骨に固定されるため、ズレたり外れたりする心配がなく、自然な噛み心地が得られます。
インプラントのメリットは以下のとおりです。
- 外れにくい・しっかり噛める:固定式なので、硬いものも食べられます。
- 見た目が自然:周囲の歯と調和するように作られるため、見た目の違和感がほとんどありません。
- 健康な歯を削らない:部分入れ歯のように隣の歯にバネをかける必要がなく、残っている歯を守ることにもつながります。
ただし、インプラントは外科手術を伴う治療のため、誰にでも適応できるわけではありません。顎の骨の量や全身の健康状態などを確認し、治療が可能かどうかを判断する必要があります。また、費用や治療期間についても、事前に十分な説明を受けておくことが大切です。
入れ歯で悩みが続くときは、別の治療法について歯医者と相談することも重要です。ご自身の状態に合った方法を選ぶことで、より快適な毎日につながるでしょう。
インプラントに関するご相談ならあきもと歯科へ
失った歯を補う治療法として、どれが自分に合うのかとお悩みの際は、あきもと歯科までお問い合わせください。患者様一人ひとりのご要望を把握し、お口の状態に合わせて適切な治療法をご提案しております。インプラントに関する豊富な知見をもとに、さまざまなご相談に対応いたします。気になることがありましたら、どんな些細こともご質問・ご相談ください。
横浜市の秋元歯科クリニック
インプラント治療の流れ
審査診断
抜歯後一週間程度で傷が治ったらCT撮影を行います。CT撮影代はインプラントの料金に含まれております。
インプラント埋入手術
抜歯から2週間前後でインプラント埋入手術を行います。手術時間は1時間前後です。
処置の侵襲は、抜歯と同程度です。手術前に麻酔をかけるため、手術中にお痛みを感じることはありませんので、安心してお任せください。またご希望により、麻酔科医同席の下に静脈内鎮静法(セデーション)を行っての処置を行うことも可能です。
治癒期間
インプラント埋入手術の後、1ヶ月半~3ヶ月程度の治癒期間を設けております。
型取り
手術後は、2か月ほどの治癒期間を設けます。
治療期間が経過したら、インプラントが骨と結合したことを確認し、最終的な型取りを行います。
インプラント装着
天然の歯のようにキレイなインプラント人工歯を装着致します。
横浜市の秋元歯科クリニックではストローマン社製インプラントを使用しているため、抜歯からインプラントで噛めるようになるまで、最短2~3ヶ月程度で完了致します。
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