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インプラントとセラミックの違いと選び方

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インプラントとは?

インプラントとセラミックは、歯を失った際に選ばれる治療と素材の組み合わせですが、両者の違いが分からず不安に感じる方も少なくありません。インプラントは人工の歯根を骨に埋める治療法で、セラミックはその上に装着する人工歯の素材です。本記事では4種類のセラミック人工歯の特徴や費用、寿命、保険適用の有無を整理し、横浜で無料相談できる医院を紹介します。

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インプラント治療とセラミック人工歯の基礎知識

インプラント治療とセラミック人工歯の基礎知識

インプラント治療の流れ

インプラント治療は、まず顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その後3〜6か月ほど骨と結合するのを待ちます。次に支台となるアバットメントを装着し、最後に人工歯を固定します。セラミックはこの人工歯の代表的な素材で、治療の仕上がりや見た目を左右する重要な要素です。流れを理解しておくと安心して検討できます。

人工歯の種類(金属と非金属)

人工歯は大きく金属製と非金属製に分けられます。金属製はゴールドや銀合金などで強度が高く、奥歯の噛む力にも耐えやすいのが特徴です。ただし金属色が目立ちやすく、金属アレルギーの心配も残ります。

一方、非金属製の代表がセラミックです。白く自然な見た目で変色しにくく、金属アレルギーの心配もありません。インプラント治療では素材にかかわらず必ず人工歯を選ぶ必要があり、その種類を理解することが治療検討の第一歩となります。ここからは、代表的なセラミック人工歯の種類と特徴を詳しく解説していきます。

セラミック人工歯の種類と特徴

ジルコニアセラミック

インプラント治療で使用するセラミック人工歯の中で最も強度に優れるのがジルコニアです。人工ダイヤと呼ばれる硬さを持ち、奥歯の咬合力にも耐えやすく変色もしにくいため、長期間美しさを保てます。

メリットは耐久性と審美性、デメリットは費用が高い点で、一本40〜60万円程度になることがあります。金属を含まないためアレルギーの心配が少なく、長期安定を望む方に向いています。

オールセラミック

すべてがセラミックで作られ、透明感のある白さと艶が特徴です。インプラント治療で前歯に用いられることが多く、歯肉が下がっても金属色が見えないため自然な見た目を維持できます。

メリットは審美性と金属アレルギー回避、デメリットは強度が低く割れやすい点です。費用は一本30〜50万円前後で、見た目を最優先する方に適しています。

ハイブリッドセラミック

セラミックとレジンを組み合わせた素材で、自然な色合いを持ちながら費用を抑えられるのが特徴です。保険適用のケースもあり、インプラント セラミックの中でも経済性に優れます。

メリットは低コストとアレルギーリスクの少なさ、デメリットは摩耗や変色が起きやすく寿命が短いことです。平均5〜7年で交換が必要になることもあり、長期利用には不向きです。

メタルボンド

金属のフレームにセラミックを焼き付けた二層構造で、強度と見た目を両立しています。奥歯でも割れにくく、外側は自然な白さのため審美性もある程度確保できます。

メリットは耐久性と変色の少なさ、デメリットは金属アレルギーや歯肉退縮時のブラックラインです。費用は一本25〜40万円程度で、強度とコストをバランス良く取りたい方に適しています。

セラミック以外の人工歯の選択肢

ゴールドクラウン

奥歯の強い咬合力に耐える選択肢として、インプラント セラミック以外に金合金を使うゴールドクラウンがあります。適合性に優れ、学会報告でも長期安定例が多いとされています。

メリットは割れにくさと噛み心地の良さ、デメリットは金属色と費用(1本25〜40万円程度)。審美性を重視する方には不向きですが、奥歯で耐久性を最優先する患者には適した選択肢です。

オーバーデンチャー

数本のインプラントで入れ歯を支えるオーバーデンチャーは、人工歯を着脱式にする方法です。清掃がしやすく、インプラント本数を減らせるため、総額を15〜25万円前後に抑えられる場合があります。

利点はコストと取り扱いの容易さ、課題は見た目の入れ歯感と定期調整の必要性です。セラミックと比べると選択率は低いですが、「経済性を優先したい」方には現実的な選択肢となります。費用や制度を理解したうえで、次章で具体的な相場と保険適用を確認しましょう。

セラミックインプラントの費用と保険適用

インプラント治療とセラミック人工歯の基礎知識

費用相場の目安

インプラント セラミックの費用は1本あたり30〜50万円程度が一般的です。ジルコニアは40〜60万円、オールセラミックは30〜50万円、ハイブリッドは10〜20万円台が目安です。さらにCT撮影や静脈内鎮静など追加処置の有無でも差が出ます。

メリットは長期耐久性による再治療リスク低減、デメリットは初期費用の大きさです。医院ごとに保証や分割払い制度も異なるため、〈内部リンク:料金表〉を確認し、医療費控除制度も含めて比較検討すると安心できます。

保険適用の可否と条件

セラミック人工歯を用いたインプラント治療は、厚労省ガイドラインにより原則自由診療で、保険は適用されません。ただし先天欠損や外傷など一部の例外では認められる場合があり、またハイブリッドセラミックの被せ物に限定して保険適用となるケースもあります。

適用されれば自己負担は3割に軽減されますが、対象は極めて限定的で多くの患者は自由診療です。費用面で不安が大きい方ほど、まず医院に確認して条件を整理することが重要です。状況で扱いが変わるため、無料相談を活用し安心して検討を始めましょう。

セラミック人工歯の寿命とお手入れ方法

人工歯の寿命の目安

インプラント セラミックの人工歯は平均で10〜15年程度が目安です。学会調査では、噛み合わせや生活習慣を管理できれば20年以上維持できた例もあります。寿命は素材や清掃習慣に大きく左右されます。

利点は天然歯に近い機能を長期間保てること、注意点は破損や摩耗が避けられない点です。寿命の目安を知っておくと、無理なく定期検診やケアを続ける動機づけにつながります。

長持ちさせるお手入れ方法

セラミック人工歯を長く使うには、毎日の歯磨きに加え、フロスや歯間ブラシで細部を清掃することが欠かせません。歯ぎしりがある方はマウスピースで力を分散し、医院での定期検診と組み合わせると安心です。

自宅ケアと専門メンテナンスを続ければ、寿命を20年以上に延ばす可能性もあります。大切なのは「自分に合った方法を知ること」です。まずは歯科医院で相談し、無理なく続けられるケア習慣を一緒に確認しましょう。

まとめ

セラミック人工歯には強度や審美性、費用が異なる種類があり、ゴールドクラウンやオーバーデンチャーなどの選択肢も存在します。一般的な費用は1本30〜50万円程度で、寿命は平均10〜15年。生活習慣やケア次第で20年以上使えるケースもあります。

あきもと歯科では、複数のセラミック人工歯を取り揃え、患者さまの希望に合わせて最適なプランをご提案しています。インプラント治療についてお悩みの方は、まずは無料相談をお気軽にご利用ください。

横浜のインプラント治療なら「あきもと歯科」

よくある質問

Qセラミック人工歯のメリットとデメリットは?

A自然な白さと変色しにくさが利点で、ジルコニアなどは強度も高いです。反面、費用は自由診療のため高額で、素材によっては衝撃で破損する可能性があります。

Qインプラント セラミックは保険適用されますか?

Aインプラント治療は原則自由診療で保険外です。ただし、先天欠損や外傷など一部の症例や、ハイブリッドセラミックの被せ物では条件付きで適用となる場合があります。

Qジルコニアとオールセラミックはどちらが長持ち?

Aジルコニアは強度が高く奥歯でも耐久性に優れます。オールセラミックは透明感が魅力ですが割れやすく、主に前歯向きです。目的に応じた素材選びが大切です。

Qセラミックインプラントの費用相場はいくら?

Aジルコニアは40〜60万円、オールセラミックは30〜50万円、ハイブリッドは10〜25万円が目安です。医院や保証内容で差があるため〈内部リンク:料金表〉を確認してください。

Qインプラント人工歯の寿命は何年くらい?

A平均寿命は10〜15年程度ですが、噛み合わせ管理や定期検診を続ければ20年以上維持できることもあります。生活習慣や素材によって大きく変動します。

Qセラミック人工歯を長持ちさせるお手入れ方法は?

A歯ブラシとフロスで清掃し、就寝時にマウスピースを用いると安心です。さらに3〜6か月ごとの定期検診を受けることで、人工歯を長期的に使用しやすくなります。

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