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【最新】奥歯の部分入れ歯 保険と自費の費用相場・失敗しない選び方

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【最新】奥歯の部分入れ歯 保険と自費の費用相場・失敗しない選び方

奥歯を失ってしまった方へ。「費用は?」「目立つ?」そんな不安にお応えします。補綴治療の専門家が、保険適用から自費まで、種類別の費用相場と選び方を徹底解説します。

奥歯に部分入れ歯は必要?奥歯がないまま放置するとどうなる?

奥歯がない状態を放置すると、隣の歯が傾き、噛み合っていた対合歯が伸びてきます。

実は奥歯は噛む力の約60%を担う重要な歯で、失ったままにすると残存歯への負担が増え、歯列全体のバランスが崩れます。顎関節症、肩こり、頭痛といった全身症状につながることもあるため、早めの治療が大切です。

【本数別】奥歯の部分入れ歯の費用相場

本数保険適用(3割負担)自費診療(税込)製作期間
奥歯1本5,000〜8,000円88,000〜440,000円2週間〜2ヶ月
奥歯2本8,000〜12,000円110,000〜440,000円2週間〜2ヶ月
奥歯3〜4本10,000〜15,000円220,000〜440,000円2週間〜2ヶ月

奥歯1本の場合、保険適用ではプラスチック製の「レジン床義歯」が基本です。

年齢を問わず同じ料金体系で、若い人ほど見た目を気にされ、目立たない「ノンクラスプデンチャー」を選ばれる傾向があります。

奥歯2本の場合、入れ歯の面積が大きくなるため、薄く作製できる「金属床義歯」、バネが目立たないノンクラスプデンチャーがおすすめです。

「噛む力」を重視される場合は、「金属床義歯」や「マグネットデンチャー」が適しています。

奥歯3〜4本の場合、安定性が重要になります。クッション性の高い「コンフォート義歯」や薄さが特徴の「金属床義歯」で違和感を軽減する選択肢があります。

【種類別】部分入れ歯の料金表と特徴8選

保険適用の部分入れ歯

レジン床義歯(5,000〜15,000円・3割負担)

プラスチック製で金属のバネがつくタイプ。費用を抑えたい方に適していますが、厚みがあり違和感を感じやすく、噛む力は天然歯の30%程度です。製作期間は2週間〜1ヶ月で、修理が容易です。

目立たない部分入れ歯(自費診療)

ノンクラスプデンチャー(88,000〜)

金属のバネがなく、歯茎の色に馴染む樹脂製。笑ったときに意外と見える位置のため、目立たない入れ歯を希望される方に人気です。保険適用で目立たないものは製作できないため、見た目重視なら自費診療での選択となります。

パーシャルパラレルミリング義歯(110,000円~)

金具が見えない設計で、審美性と機能性を両立。精密な設計で安定性も高く、見た目を気にされる方におすすめです。

機能性重視の部分入れ歯

金属床義歯(330,000円〜)

床部分に金属を使用し、保険の入れ歯の約3分の1の薄さで作製可能。熱伝導性に優れ、食べ物の温度を感じられるため食事が美味しく感じられます。強度も高く破損しにくいため、長期間の使用に適しています。

磁性アタッチメント義歯(88,000円~)

強力な磁石で固定しパチンと留まり外れにくい。バネがなく審美的で、噛む力も保険の入れ歯より向上します。装着・取り外しも簡単です。

コンフォート義歯(220,000円~)

入れ歯の内面にシリコンを使用し、クッション効果で痛みを軽減。入れ歯が当たって痛いという方に最適です。無味無臭で撥水性に優れ、よく噛みしめて食べることができます。

インプラントオーバーデンチャー(330,000円~)

奥歯がほとんどない場合に効果的。インプラントを支柱にして入れ歯を固定するため、総入れ歯がすぐ外れてしまう方におすすめです。歯茎だけで支える場合と比べ、痛みやずれが大幅に軽減されます。

横浜市のあきもと歯科では、磁性アタッチメント義歯やインプラントオーバーデンチャー等で快適にお食事が楽しめるようサポートします。他院で作った入れ歯の修理や調整にも対応しています。

※料金は相場であり、都度医院に確認されることをおすすめします。

関連記事:奥歯の入れ歯に生じる違和感の原因?

部分入れ歯のメリット・デメリット

メリットデメリット
費用を抑えられる装着時に違和感がある
治療期間が短い(2週間〜1ヶ月)噛む力は天然歯より弱い
外科手術が不要毎日のお手入れが必要
取り外して清掃できる保険の入れ歯は金属バネが目立つことがある
幅広い症例に対応可能

他の治療法との比較|ブリッジ・インプラント

部分入れ歯の他の治療法として以下があります。

ブリッジ

固定式で違和感が少なく見た目も自然ですが、両隣の健康な歯を大きく削る必要があります。削った歯の寿命が短くなる可能性があり、ブリッジ下部分の清掃が難しく虫歯のリスクも高まります。

インプラント

噛む力が天然歯の80〜90%と非常に高く、見た目も天然歯と同等、耐久性も15〜20年以上です。ただし外科手術が必要で、治療期間も3〜6ヶ月と長くなります。

ブリッジ・部分入れ歯・インプラントの比較

部分入れ歯ブリッジインプラント
保険5,000〜15,000円10,000〜30,000円適用なし
自費88,000〜440,000円150,000〜400,000円220,000〜440,000円
治療期間2週間〜1ヶ月1〜2ヶ月3〜6ヶ月
健康な歯を削る不要不要不要
噛む力30〜90%60〜70%80〜90%
取り外し必要不要不要

あきもと歯科のインプラント

  • ハイオッセンインプラント:20万円~※骨が十分にある奥歯のみ
  • オステムインプラント:30万円~
  • ストローマンインプラント:40万円~

関連記事:インプラント治療前・治療後の確認ポイントやクリニックの特徴

関連記事:インプラント治療について

失敗しない部分入れ歯の選び方

部分入れ歯のよくある失敗例

失敗例①「思ったより目立つ」

保険の入れ歯で金属バネが見える位置にあった場合に起こります。上の奥歯は意外と目立つため、事前にバネの位置を確認し、見える位置ならノンクラスプデンチャーを検討しましょう。

失敗例②「噛めない」

保険の入れ歯の噛む力は天然歯の30%程度です。お肉やお刺身などしっかり噛みたい場合は、マグネットデンチャーや金属床義歯、またはインプラントを検討する価値があります。

失敗例③「違和感が強い」

厚みのある保険の入れ歯に多い悩みです。金属床義歯なら約3分の1の薄さで作製でき、違和感が大幅に軽減されます。

関連記事:入れ歯が外れるのはなぜ?

最初の1〜2週間が成功の鍵

どんなに精密な入れ歯でも、お口に入れたばかりの時は痛みや異物感があります。

最初の一週間は入れ歯に慣れる期間として、痛くて無理な場合を除き、なるべく長時間装着してください。

装着時間を徐々に延ばし、柔らかい食べ物から始めると、通常1〜2週間で慣れます。この時期に諦めてしまうと、せっかく作った入れ歯が無駄になります。

ただし、痛みが続く場合は我慢せず、早めに歯科医院で調整を受けましょう。

Q&A

Q&A

Q1. 奥歯1本の部分入れ歯、保険と自費どちらがいい?

費用優先なら保険で十分です。

目立たないものを希望される方は、自費診療のノンクラスプデンチャーをおすすめします。

Q2. 奥歯が2本ない場合、ブリッジと入れ歯はどっちがいい?

健康な歯を削りたくない場合は入れ歯を。固定式で違和感を少なくしたい場合はブリッジを選択される方がいます。長期的に口腔環境を守るなら入れ歯やインプラントをおすすめします。

Q3. 部分入れ歯は何年使える?お手入れ方法は?

保険の入れ歯は3〜5年。金属床義歯は7〜10年が目安です。

お手入れ方法

食後は必ず外して流水で洗い、専用ブラシで磨きます。歯磨き粉は研磨剤で傷がつくため使用不可です。

週2〜3回入れ歯洗浄剤(ポリデント等)に浸し、就寝時は外して水に浸けて保管します。

ポリグリップ等の入れ歯安定剤は歯周病を助長するため使用をお控えください。

入れ歯が合わない場合は、我慢せずに歯科医院で調整を受けることが大切です。

3〜6ヶ月ごとの定期メンテナンスで、状態の確認と調整を行うことで長持ちします。

横浜のあきもと歯科|補綴専門医だからできること

院長の秋元陽は日本補綴歯科学会所属、鶴見大学歯学部附属病院補綴科で研鑽を積んだ補綴専門医です。

患者様の年齢層は30代、40代、50代以上と幅広く、ご要望も「早く終わらせたい」「費用を抑えたい」「一番良い方法で」と様々です。一方的に提案するのではなく、コミュニケーションを取りながら、ご希望と予算に合わせた複数の選択肢をご提示します。

他院で断られた方、セカンドオピニオン、他院で作った入れ歯の修理も対応しています。

当院では、患者様のご希望と予算に寄り添います。「費用が心配」「見た目が気になる」「どの治療法が良いかわからない」そんなお悩みもお気軽にご相談ください。

あなたにピッタリの治療方法を見つけます!

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