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【横浜】インプラント治療と矯正治療はどちらが先?最適順序の判断基準を徹底解説

インプラント治療と矯正治療は、美しい笑顔と健康的な口腔機能を実現するための治療です。それぞれの治療は目的が異なり、方法も変わりますが、相互に関連し合う部分もあります。両者の治療を組み合わせる際は、口腔状態、年齢、全身の健康状態などを考慮し、最適な治療計画を立てることが重要です。本記事では、インプラント治療と矯正治療はどちらを先に行うべきか、両治療の特徴を整理しつつ、治療順序を考える際のポイントを解説します。
横浜周辺で歯科治療をご検討の際は、インプラント治療専門の歯科医院「あきもと歯科」までお問い合わせください。
インプラント治療と矯正治療の違いは?

インプラント治療と矯正治療についてそれぞれの概要や違いを以下の表にまとめました。
| インプラント | 矯正 | |
|---|---|---|
| 方法 | 顎の骨にチタン製の人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着 | ワイヤーやマウスピースなどの装置を使って、歯を少しずつ理想的な位置へ動かす |
| 期間 | 通常6ヶ月~1年程度 | 1~3年程度 |
| 特徴 | 自然な見た目と機能:自分の歯とほぼ変わらない見た目、噛み心地を実現 耐久性:長く使える耐久性がある |
歯並びの改善:出っ歯や受け口、歯の隙間などを改善 噛み合わせの改善:噛み合わせのバランスを整え、咀嚼機能の向上、顎関節症の予防につながる 顔全体のバランスの改善:顎の骨の成長段階や状態によっては、顎の形も改善できる場合がある |
| メリット | 固定されているので外れる心配がない: 入れ歯のように外れる心配がない 周りの歯を削る必要がない:健康な歯を削る必要がないため、残っている歯を守れる 自信を持って笑うことができる:美しい笑顔を取り戻せる |
見た目の改善:より美しい笑顔に 口腔内の健康維持:歯周病や虫歯のリスクを減らせる 発音の改善:歯並びの改善により、発音が改善される場合がある |
| 主な目的 | ・欠損歯の機能回復 ・審美性の向上 ・咀嚼力の改善 |
・歯並びの改善 ・噛み合わせの調整 ・口腔衛生の向上 |
インプラント治療と矯正治療の順序を決める4つの要素
インプラント治療と矯正治療は、「口腔内の状態」「年齢と治療期間」「全身の健康状態」「目的と期待される結果」の主に4つの要素を総合的に判断し、患者様一人ひとりに合った治療順序を決定します。
口腔内の状態
現在の歯並びや噛み合わせ、歯の欠損状態などを詳しく診査します。主に以下の項目がチェックされます。
- 歯並びの乱れの程度
- 欠損している歯の本数と位置
- 顎骨の状態(骨量や骨質)
- 残存歯の健康状態
歯並びが大きく乱れている場合は、先に矯正治療を行うことで、インプラントを正確な位置に埋入しやすくなります。一方、欠損歯が多く咀嚼機能に支障がある場合には、インプラント治療を優先します。
年齢と治療期間
年齢や治療期間は治療順序を決める要素です。
- 若年層:骨の成長が続いているため、矯正治療を先行させることが多い
- 高齢者:早期の機能回復が必要な場合、インプラント治療を優先する
若い世代では骨の再生能力が高く、矯正治療による歯の移動がスムーズに進みます。また、口腔内の変化に柔軟に対応できるため、矯正治療を先に行うとメリットが大きいです。一方で、高齢の方は治療期間の負担を考慮し、早期に咀嚼機能を回復させることを優先します。
全身の健康状態
全身の健康状態も治療順序を決める重要な要素です。
- 糖尿病や骨粗しょう症などの基礎疾患の有無
- 喫煙習慣の有無
- 服用中の薬剤の影響
インプラントに影響を与えるため、主治医との連携が必要です。
目的と期待される結果
- 見た目の改善を重視している
- 咀嚼機能の回復を優先したい
- 発音の改善を望んでいる
何を改善したいのか、どのような結果を期待しているのかを把握します。
インプラント治療を優先するケース
インプラント治療を先に行うケースはいくつかあります。インプラント治療を優先することで、より効果的な治療結果が得られる可能性があります。
欠損部位の早期回復が必要な場合
前歯部の欠損による見た目の問題、奥歯の欠損による咀嚼困難など、歯の欠損による咀嚼機能の低下や審美性の問題が深刻な場合、インプラント治療を先に行います。インプラント治療を優先することで、患者様のQOL(生活の質)を早期に改善できます。
矯正治療のアンカーとしてインプラントを利用する場合
矯正治療では、歯を理想的な位置に移動させるために、「アンカー」で歯や装置を固定します。しかし、複雑な矯正治療の場合、歯だけでは十分な固定が難しいケースも少なくありません。そこで、より強力な固定源としてインプラントを利用することがあります。事前にインプラントを顎の骨に埋め込むことで、効率的に歯を動かしやすく、治療期間の短縮につながることもあります。
高齢の患者様
高齢になると、咀嚼機能の低下は栄養不足や全身の健康状態の悪化につながることがあります。インプラント治療により、失われた歯の機能を早期に回復させることで、これらの問題を改善することができます。また、矯正治療は一般的に治療期間が長いです。健康状態や体力などを考慮すると、高齢者の方にとって長期にわたる治療は負担が大きいケースも少なくありません。このような理由から、インプラント治療が優先されます。
インプラント治療を先行する場合でも、将来的に矯正治療が必要になる可能性はあります。歯科医師とよく相談し、ご自身の状況に合った治療方法を選択することが大切です。
矯正治療を優先するケース
矯正治療を先に行いたいケースとして、主に以下が挙げられます。
歯並びの改善が必要な場合
歯並びが悪いと、インプラント治療の精度や効果に影響を及ぼす場合があります。
- 歯の傾きや位置が不自然
- 噛み合わせに問題がある
- 歯と歯の間に大きな隙間がある
このような状況では、まず矯正治療で歯並びを整えることで、その後のインプラント治療がスムーズに進みます。
骨量が十分にある場合
矯正治療によって歯を移動させると、骨の状態に変化が生じることがあります。十分な骨量がある場合は、矯正治療後でもインプラント埋入に必要な骨量を確保しやすいです。
若年層の患者様
若い患者様の場合、以下のような理由から矯正治療を先に行うことが多いです。
- 骨の再生能力が高い
- 矯正治療による歯の移動がスムーズ
- 将来的な口腔内の変化に対応しやすい
矯正治療を先に行うことで、より自然で調和のとれた歯並びを実現し、その後のインプラント治療の成功率を高めることができます。ただし、具体的な治療順序は個々の状況によって異なるため、歯科医師との詳細な打ち合わせが欠かせません。
【横浜】インプラント治療・矯正治療後のメンテナンス方法
インプラント治療や矯正治療を受けた後は、効果を長持ちさせるためのメンテナンスが欠かせません。
インプラント治療後は、毎日の歯磨きとデンタルフロスで口内を清潔に保ち、歯科医院での定期的なクリーニングを受けるのがおすすめです。矯正治療後はリテーナーを指示通りに使い、歯並びを維持します。
矯正装置を外した後も歯科医師の指導に従い、歯周病や虫歯の予防が重要です。どちらの治療後も、半年に一度の定期検診を受けて健康な口腔環境を維持しましょう。
横浜周辺で歯科医院をお探しなら、あきもと歯科へ
「歯の治療を検討している」
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このような悩みをお持ちの際は、あきもと歯科までお問い合わせください。インプラント治療やオールオン4治療、インビザラインマウスピース矯正など、幅広い診療に対応しております。
できる限りご自身の歯で食事を取り、笑顔で日々を過ごしていただけるよう、歯を残すために何ができるかを常に考えながら治療に取り組みます。丁寧なカウンセリングで患者様一人ひとりのご要望を細かく把握したうえで、お口の状態に合わせた治療方法をご提案させていただきます。わかりやすい説明を心がけておりますので、治療内容や費用、治療期間など、気になることは何でもご質問ください。
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